屋外環境の整備

ボクね、16歳過ぎたくらいからかなぁ
時々、グルグルするようになったの


ずっとじゃないよ


ぼぉ〜〜っと遠くを見ていたり
お庭で少し、グルグル回ったり


ボクはお外で過ごしていたから
その頃は首輪をしてリードも着いてたんだ


若い頃は鎖だったんだけどね
重そうだからって
何年も前から軽いワイヤーリードにしてくれてたんだけど
それもなんだか重くなってきてたんだ


でね、グルグルしてワイヤーリードが
時々、後ろ足に絡んじゃって転んだりしたの



おかあさん、気がついてくれてて
どうしたらいいか??って
毎日あれこれ考えてたの



ずっとお外だったから
家の中に入ったらストレスになるかな とか


仕事で出掛けるしトイレも困るだろうし
ペットシーツでシッコは今から無理だろうなとか


シニアになってシッコの躾をする方法とか
本屋さんで立ち読みしたり
本を買ってきたり、ネットで調べたりしてた



しかし何と言っても、にゃんずがいるから
ボクが自由に入ったら大パニックになるだろうしとか


ボクがニャンズにいじめられたらどうしようとか


ニャンズの運動能力にはかなわないからな〜
みんなボクくらいの歳なのに
凄いんだよね、ニャンズは、足腰が違うみたい



お外でリードを外すにしても
鉄の檻みたいな囲いじゃ狭くてかわいそうだし
でもなぁ〜って
毎日ネットでサークル探し


何しろ、今までの行動エリアは広かったからね
下の写真にあるサークルより広かったんだよ
ボクの行動エリア


長い繋留リードを庭の端まで渡して
そこまで行ったり来たり出来るように
もう一つの繋留リードで繋いでくれていたから



どうしたらいいだろうって

リードを外してフリーになって
もしも もしも脱出しちゃったら大変な事になるし


おかあさんが悩んでいる間にも
足がどんどん弱ってきてたから
ある日、立ち上がろうとした時
お庭の小石で足が滑って立てなかったの


ボク、焦ったよ
おかあさんも大慌て
あぁ、よかった、家にいる時でって


早く何とかしなきゃって
気が気じゃないおかあさんだった


でね、そうだっ、これだっ って
思いついたみたいで


いそいでホームセンターに行って



こうやって囲んでくれたの


でね、もう、リードはいらないねって
外してくれたんだ



そしたらね、軽いの!
ボクね、急に すたたた〜って
小走りしちゃってさ


おかあさん ビックリ!

「さっきまでトボトボ歩いていたのに」って


ちょうどおじいちゃんも来ててね
おじいちゃんもビックリ、笑ってたよ


おかあさん、外したリードを持って
こんなに軽い金具なのに重かったんだって
これを外すだけで、こんな軽やかに動けるんだって
ごめんね 時間がかかってって


ほんとは蝶版でしっかり組み立てたかったんだって
でも、そうしてると時間がかかって
何日か掛かっちゃうから
麻紐の太いので結んで、おかあさんが組み立てたの

早くできて良かったって思ったみたい


ボクね、ずっと見てたよ
時々邪魔しながら


何やってるのかなあって
遊んでよーって


でも、一気に組み立てるまで
ハイハイって顔だった


早く組み立ててあげたかったんだって



おかあさんがお仕事に行く時は
脱走しないか心配で心配で


帰ってくるとカーテンの隙間から
ボクがどこにいるか確かめてた


毎日 毎日
懐中電灯でそっと照らして見てたよ


このサークル
このあと、どんどん改良されていったんだ

続きはまたこんどね


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