屋外サークルの改良
リードを外してもらって
軽くなって首もグイって上がるようになったんだ
あの重さがないだけで
こんなに変わるんだ〜
歳をとるってヤダね〜って ボク思ったっけ
グルグルするのも減ったんだよ
どうしてか？
これはね、もっともっと後に
この日から１年後くらいに
もしかして、たぶん、コレが理由でグルグルしたのかもって
おかあさんがその理由に気づいたよ
これはまた今度（引っ張るのがお好きでしょ、ボク）
あのね、サークルで自由に動けるようになったけど
ひとつ 難点が…
こうやって囲んでくれたんだけどね
囲っちゃったから
おかあさんたちがいるお家の窓が見えなくなっちゃった
「みえないよぉーっ」
おかあさんもね、これじゃ閉じ込めてるみたいだって
しまったーって 思ってね
これじゃあ、不安になっちゃうよね
コロちゃんって
「うぅ、そっちへ行きたいです」
お家の出入り口とつなげなくちゃって
またまたラティスを買いに行ったんだ
だけどね、ひとつ困ったことがあってね
お家の入り口の窓のところ
階段になってるんだ
これ、ボクが若い時の写真なんだけどね
こんな風に、コンクリートの階段が２段あるの
ボク、足腰がよわってるから
ここに上がって転がり落ちたら大変だしって
どうしようって
でね、おかあさんの知り合いのおじさんに
「スロープ作って下さい！」ってお願いしてくれたの
できるまで少し時間が掛かったけど
ボク、待ってた
おかあさんも、待ってた
早く来ないかな〜って
でね、やっとつながったよ！
うわぁ〜 嬉しいな〜
おかーさん、ココまで来たよ〜
足元も滑らないし
これなら安心だね おかあさん〜
でもね、このスロープ、思った以上に急で
それに、サークルが斜めになってるからスロープに隙間が
とりあえず植木鉢でカバーしたけど
おかあさん、これじゃ危ないって
ボクがエアコンのお部屋でお昼寝している間に
下にレンガを敷いたり
サークルとの斜めの隙間にも小さなスロープをくっつけてくれた
これなら坂道も緩やかだし
斜めの隙間から落っこちることもないし
ボク、さっそく歩いてみたよ
うん！ これなら合格っ！
若い時には何ともなかった段差や石ころ
そして、ほんの少しの隙間も
老犬になると予想もできない危険な環境になりました
まさかっ！と思う事が起きるのです
ほんの少しの段差でも、足を挫いたり躓いたり
これなら滑らないはずと思う素材でも
足が滑って立てなかったり
このサークル、この時はこれで完成かと思ったのですが
コロの老化が進むにつれ、また改良が必要となっていきました
老後の１年は
１ヶ月でも大きな変化をしました
毎日、様子が変わるごとに、環境整備が必要だと思いました
さらなる改良は… 次回に
