トイレ 屋外から室内へ

ボクはね、お外で育って、お外で過ごしてきたでしょ
だからね シッコはいつも気持ちよ〜く のびのびでしょ


おかあさん、ボクをお家に入れる時に1番心配したのが
『トイレのこと』だったの


サークルを作って中にいるのはいいけど
お仕事で留守番してる時にシッコしたくなったらどうする?


サークルの中にペットシーツを敷いて
あの狭いスペースの一角、そこで出来るか??
そもそも、ペットシーツをトイレと認識できるのか?
いや〜 無理だろう
ウロウロしてる間にペットシーツはクシャクシャだろうなと


でもねボク、歩ける間はサークル内ではシッコしなかったよ
(我慢できなくて失敗したことはあったけどね シッコもうんPも)


ボクの中ではね、サークル内は綺麗にしておきたかったんだ
だから、ボクがシッコサインやうんPサインを出すとね
おかあさん、眠っていてもパッと目覚めてボクを外に出してくれたんだ


ボクはお外の大きなサークルの中を自由に歩いて
自分が決めてるシッコの場所に行ってシッコしてたの


でもね9月も末になってくると
夜は冷えるようになってくるし
それにね、秋の長雨が始まるでしょ


シッコに出てずぶ濡れになると冷えるし
水たまりで転けたら大変だし
かといって、危ないから自由に家の中にって訳にもいかないし
どうしようって
にゃんずのトイレじゃ小さくてボク使えないし
いや、それ以前に転けるし


でね、玄関をしっこスペースにしてくれたんだ
ボクね、実は、ウロウロ歩いてシッコの場所を決めるの
それにね、うんPも同じでね、ウロウロ歩くの
しかも、『歩きながらシッコ&歩きながらうんP』なの


だから、ペットシーツ1枚のスペースじゃ
ボクね、シッコもうんPも出来なかったんだ〜(苦笑〜)


最初はね、ペットシーツを敷きつめて
使わない時はキャンプの時のシートを買ってきて乗せて
その上を歩けば出入りできるってセットしたんだ

しっこ〜って言って、よっしゃ〜っておかあさん
シルバーのカバーを外して抱っこで連れて行ってくれた


んだけどね…
ボク、滑って転けたの


「えぇっ??」ってビックリしてたおかあさん
ボクもビックリしたよ、歩けないなんて思わなかったから


だから次に、こうやって、ペットシーツの上に
カーペットの滑り止めを置いてくれたの

ところがね…
上を歩くことは出来たんだけどね
踏ん張ろうとしたらさ
ボクの足は滑り止めで安定してたんだけどね


ペットシーツがタイルの上で滑ったの
ペットシーツの裏ってツルツルしてるでしょ
ボクの足の使い方、やっぱり不安定だから変に力が掛かるのか?
シーツごとコケって(汗)


わぁ〜 これでもだめだ〜 って
次にはタイルの上に滑り止めを敷き詰めて



これだよ、滑り止め


その上にペットシーツ
そして、いちばん上に、もう一度滑り止め

これでやっと上手にシッコもうんPも出来たよ


でね、玄関で入りが困るから スノコを置いたよ

こうすれば、おかあさんはボクを抱っこしたまま出入りできるし
しっこ〜って言ったら、ササッと2枚 片付ければOK


夜、雨の日、そして寒くなってからは毎日
シッコはココでしたよ


一番最初は、ボク、ココでシッコしていいか分からなかった
でもね、シッコって言って連れて行ってもらって
ボクがシッコするまで
「いいよ〜 ここでするんだよ」
「しっこでるかなぁ〜」
って、おかあさんがずっと見守ってくれてね


シッコが出たら
「うわぁ〜でたね〜 よかったね〜」
「コロちゃん、えらいね〜」
「ココでしていいんだからね〜」って


ボク、シッコしちゃった時ね
内心
「しまった、お家でしちゃった」って思ったの
でもね、褒めてくれたから、「ココがトイレなんだ」って思った
ココでグルグルしながらシッコしたよ


そのうちにね、1人運動会するようになって
角にぶつかっていっては
壁と仲良しになるようになっちゃってね〜


ゴツンってしても痛くないように

ボクが仲良しになるところには
フェルトを丸めて貼ってくれた


これで、安心して、壁とお話ししたよ、ボク



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外飼いの子も、老犬になったり、体調が悪くなって
部屋に入れることを考えて
散歩の時や、外でする習慣以外に
室内でペットシーツを使ってトイレが出来るように
トイレの躾を若いうちからしたほうがいいと
最近、老犬介護の本に書いてありますが…


コロの場合は、全くしてありませんでした
知識として私には、無かったからです


でも、実際、部屋に入れる時に1番に思ったのが
トイレどうする??でした


コロは、自分の寝る場所ではしない、汚さない という
そんな子だったので、サークルではお留守番でタイミング合わず
我慢できなかった時に何度か失敗しただけでした


トイレを失敗して叱った事なんて無かったのに
(外だったからその必要もなかったので)
初めて失敗した時は、サークルの隅にうずくまって
耳を伏せて 小さくなっていました


自分で、汚しちゃったとわかって
失敗しちゃった自分にショックだった
そんな感じでした


私は
「コロちゃん、ごめんね〜」
「おかあさんが遅かったからね」
「ごめんね、失敗させて」って綺麗にしてあげて


そしたら、綺麗になったら安心した顔で
ニコニコしていたのが印象的でした


何も教えていないのに、この子は全部わかってる
そう感じました


後にこのトイレ
タイルの上にコルクマットを敷き詰め
そして上に書いたように
滑り止め ペットシーツ 滑り止め と進化しました
コルクの上に滑り止めの方が、ペットシーツが安定するからです


自分で歩ける間は、毎日ココで上手に出来てましたよ
時には運動会を開催しながら


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